コンパクト、カメラ高性能、デュアルSIM対応とスマホ完成形の1つSamsung Galaxy S23を紹介します。スペック、ベンチマーク、使用感(バッテリー持ち、動画、写真、発熱、DEXモードなど)、使用してるアクセサリーを記載しています。
また、サイズ比較ではイメージの参考としてSamsung Galaxy、Apple iPhone、Google Pixelとの比較写真も掲載しています。
目次
基本情報
キャリア | キャリアごとの背面の印字状況 |
---|---|
Rakuten | Felicaマーク、Samsungロゴ、IMEI番号 |
Au | Felicaマーク、Samsungロゴ、IMEI番号、SCG19(型番) |
Docomo | Felicaマーク、docomoロゴ、Samsungロゴ、IMEI番号、SC-51D(型番) |
基本スペック | |
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メーカー | サムスン電子株式会社 |
製品名 | Galaxy S23 |
色 | クリーム / ファントム ブラック |
サイズ | 約146 x 約71 x 約7.6 (mm) |
重量 | 約168g |
ディスプレイ | 約6.1インチ / Dynamic AMOLED(有機EL) |
ディスプレイ/解像度 | FHD+ / 2,340 × 1,080 |
リフレッシュレート | 最大120Hz(48〜120Hz) |
CPU | Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy / オクタコア 3.36GHz x 1 + 2.8GHz x 4 + 2GHz x 3 |
OS | Android™ 13 |
内蔵メモリ(RAM / ROM) | 8GB (RAM) / 256GB (ROM) |
外部メモリ | 非対応 |
バッテリー容量 | 3,900mAh |
ワイヤレス充電 | 対応 |
連続待受時間 | LTE 約410時間 |
連続通話時間 | LTE 約410時間 |
SIM | nanoSIM / eSIM |
ワンセグ / フルセグ | 非対応 / 非対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
NFC | 対応 |
防水 / 防塵 | 対応 (IPX5・IPX8 / IP6X) |
耐衝撃 | 非対応 |
生体認証(指紋 / 顔) | 対応 / 対応 |
急速充電 | 対応 |
付属品 | クイックスタートガイド x 1 / USBケーブル(CtoC)(試供品) x 1 / SIM取り出しツール(試供品) x 1 |
通信 | |
4×4 MIMO | 対応 |
256 QAM | 対応 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
テザリング | 10台 |
Bluetooth® | Bluetooth5.3 |
赤外線通信 | 非対応 |
アウトカメラ | |
解像度 | 約1,200万画素 (超広角) + 約5,000万画素 (広角) + 約1,000万画素 (望遠) |
オプティカルズーム(写真 / 動画) ※最大 | 約3倍 / 3倍 |
デジタルズーム(写真 / 動画) ※最大 | 約30倍 / 12倍 |
手振れ補正(写真 / 動画) | 対応 / 対応 |
オートフォーカス | 対応 |
F値 | f/2.2, f/1.8, f/2.4 |
ISO(最大) | 2,500, 5,000, 1,600 |
HDR | 対応 |
LEDフラッシュ | 対応 |
AIカメラ | 対応 |
フロントカメラ | |
解像度 | 約1,200万画素 (広角) |
オプティカルズーム(写真 / 動画) ※最大 | 非対応 |
デジタルズーム(写真 / 動画) ※最大 | 非対応 |
手振れ補正(写真 / 動画) | 対応 / 対応 |
オートフォーカス | 対応 |
F値 | f/2.2 |
ISO(最大) | ISO3200 |
HDR | 対応 |
LEDフラッシュ | 非対応 |
AIカメラ | 非対応 |
その他 | |
ハイレゾ・オーディオ | 対応 |
緊急速報機能 | 対応 |
イヤホンマイクジャック | 非対応 |
USB | USB Type-C / USB3.2 Gen1 |
GPS | 対応 |
動画コーデック | H.263 / H.264 / H.265 / MPEG-4Video / VP8 / VP9 / VC-1 |
対応周波数 | |
5G(sub6) | Band n1 (2.1GHz) / Band n3 (1.8GHz) / Band n28 (700MHz) / Band n41 (2.5GHz) / Band n77 (3.8GHz) / Band n78 (3.6GHz) / Band n79 (4.7GHz) |
5G (ミリ波) | Band n257 (28 GHz) |
FDD-LTE | Band 1 (2.1GHz) / Band 2 (1.9GHz) / Band 3 (1.8GHz) / Band 4 (1.7GHz / 2.1GHzAWS) / Band 5 (850MHz) / Band 7 (2.6GHz) / Band 8 (900MHz) / Band 12 (700MHz) / Band 13 (750MHz) / Band 18 (800MHz) / Band 19 (800MHz) / Band 20 (800MHz) / Band 21 (1.5GHz) / Band 26 (800MHz) / Band 28 (700MHz APT) |
TD-LTE | Band 38 (2.6GHz) / Band 39 (1.9GHz) / Band 40 (2.3GHz) / Band 41 (2.5GHz) / Band 42 (3.4GHz) |
WCDMA | Band I (2.1GHz) / Band V (850MHz) |
GSM | 850MHz / 900MHz / 1.8GHz / 1.9GHz |
外観/同梱品
外装パッケージは本体イメージとGalaxy S23の表記です。ファントムブラックについては本体イメージが同化するくらいです。
同梱品はUSB TypeCケーブル(C to C)、SIMピン、クイックスタートガイドです。
背面はキャリアモデルで一番ノイズが少ないデザインでFelicaマーク、Samsungロゴ、IMEI番号のみです。
キャリア | キャリアごとの背面の印字状況 |
---|---|
Rakuten | Felicaマーク、Samsungロゴ、IMEI番号 |
Au | Felicaマーク、Samsungロゴ、IMEI番号、SCG19(型番) |
Docomo | Felicaマーク、docomoロゴ、Samsungロゴ、IMEI番号、SC-51D(型番) |
カメラ部分のでっぱりは数ミリ程度で高性能カメラを搭載さいています(性能については使用感のカメラ性能写真/動画を参照)
左側面はボタンがなく、フレームのみになっています。個人的には電源ボタンと音量ボタン(+/-)を左右で分離してほしかったです。
右側面は上から音量ボタン(+/-)、電源ボタン、5Gミリ波のアンテナです。音量と電源のボタン構成は一般的なAndroid端末の仕様になっています。
上部にはマイクの穴のみになります。SIMトレーの穴ではありません注意です。
下部にはスピーカー、USB TypeCポート、SIMトレーの穴になります。最大25Wの急速充電に対応し、USB Type-C PD(Power Delivery)のオプション規格PPSに対応しています。USB規格はUSB3.2 Gen1です。
USBバージョン | 転送速度 | USB3.2での呼び名 |
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USB 2.0 | 480Mbps | – |
USB 3.0 | 5Gbps | USB 3.2 Gen1 |
USB 3.1 | 10Gbps | USB 3.2 Gen2 |
USB 3.2 | 20Gbps | USB 3.2 Gen2x2 |
ディスプレイは6.1インチのDynamic AMOLED(有機EL)を採用し、解像度はFHD+(2,340 × 1,080)のリフレッシュレートは最大120Hzの可変式です。フロントカメラ上部中央にあるデザインです。
サイズと重さ
サイズは146 x 71 x 7.6 (mm)です。サイズ的にはiPhone12(146.7 × 71.5 × 7.4(mm))と同じくらいです。
公表値は約168gです。重さ的にもほぼiPhone12(162g)と同じくらいです。
左側はGalaxyS23にガラスフィルム、ケース、Magsafe化リングを付けた状態で200g、右側はiPhone12にガラスフィルム、純正レザーケースをつけた状態で206gです。重さはほぼ変わらないのに、重心バランスの影響かGalaxyS23の方が数値以上に軽く感じます。
使用感
バッテリー持ち
スマホ利用が多い日で4時間~5時間利用(音楽などバックグラウンド再生除く)で50%~70%程度1日当たり残るため、充電しなくても2日ほど持つ計算です。
一般的なスマホ利用時間年代別が20代3~4時間、30代2時間、40代1.5時間程度とのことなので状況にもよりますが2日~4日ほど持つバッテリー性能です。
GalaxyS23に変更してからバッテリー残量を気にすることがなくなりました。寝る前にMagsafe充電するか、自宅デスクにいるときにMagsafeスタンド充電するかくらいです。外出や出社時は外で充電することもなくなりました。
カメラ性能(写真)
写真の解像度についてはブログ用に圧縮しています。色味や光量がすくない(くもりや夜間)時の参考です。普段子供やふとした時に撮る写真で不満を感じたことはありません。むしろ十分すぎる性能と感じています。
一般用途からブログ用の写真なども撮影にも対応できるスペックだと思います。GooglePixel6a記事の本体側面写真はGalaxyS23で撮影しています。
望遠については実用性は別として30階のビルから地上を歩いてる人やモノを撮れるくらいの性能があります。スタジアムや子供の運動会、イベントであれば十分対応できる性能です。
カメラ性能(動画)
FHD+設定で15分以上の撮影が安定してできることを確認。手ブレ性能も高くFHD+設定だと機能制限なく、使用できます。手軽に動画というのであればFHD+設定で十分だと思います。
8K設定で15分以上の撮影が安定してできることを確認。多少の機能制限がありますが、撮影自体は可能です。8K撮影する方はジンバルやスタンドの装備や知識もあると思います。8K撮影でも発熱やエラーなどで止まることはありませんでした。
発熱
FHD+設定で15分以上撮影後の温度は33.2度とほとんど発熱せずに撮影が可能です。
8K設定で15分以上撮影後の温度は38.4度とFHD+設定よりは負荷が高いため温度があがりますが、実用には問題ないです。
ベンチマーク
Geekbench6ベンチマークはシングルが1975、マルチが5247です。3DMarkのスコアは5427です。ベンチスコアについては試行回数が少ないためあくまでも参考値になります。
操作性/カスタマイズ性
UIはホームアプリのNova Launcherでカスタマイズしていますが、Galaxyシリーズで可能なスクショ連続して繋げる機能(プラウザだけじゃなくアプリでも可能)が便利です。lineなど複製できるデュアルメッセンジャー機能もデフォルトで可能です。
OS自体もピュアAndroidからGalaxy用にカスタマイズされており、細かいところに手が届くのでストレス皆無です。特にホーム画面上部から下にスワイプしたときのON/OFFや設定切替/調整が便利です。
また、カメラの無音化も純正カメラで可能です。SetEditというアプリで内部値を変更するだけで対応できます。紙ベースの書類をどこでも手軽にデータ化して共有できるようになります。
Dexモード
Galaxyシリーズの一部に搭載されてるDexモード。モニターなどに外部出力することで疑似PC化することが可能です。また、大画面に資料の共有などにも使えて便利です。USB TypeC対応のモニターであればケーブルを繋ぐだけで自動で切り替わります。
PC化したい場合はキーボードとマウスが必要ですが、共有などの利用であればスマホでマウスポインタが移動でき、ソフトウェアキーボード利用すること文字入力も可能です。
XREAL Airなどのスマートグラスにも対応してるとのことで、スマートグラスの導入を検討しています。
会議室のモニターやプロジェクターなどはUSB TypeCが無いケースが多いため、C to HDMIの変換ケーブルを使用することで同様のことが可能です。
USB TypeC対応のモニターが無いけど、どうしてもPC化したい場合はモノが増えますがハブを使用することで可能です。
Wi-Fi(6E)
スマホ単体では正直ここまでの速度は必要ないと思いますが、DexモードによるPC化の場合は速度が早いと恩恵が大きいと思います。
光回線:ドコモ光 × OCN (IPv4 PPPoE)
環境情報:鉄筋コンクリート
測定時間:朝方
ルーター:Archer AX73
構成:ONU → Archer AX73 → Deco XE75
計測:fast.com(https://fast.com/ja/)
※ONU → Deco XE75の場合も測定結果へぼぼ影響しなかったため、ONU → Archer AX73 → Deco XE75の測定結果のみ記載しています。
※私の光回線速度状況は朝方は400~700Mbps、それ以外は250~400Mbpsの環境になります。
速度や安定性など環境によって変わるため参考値として考えください。
アクセサリー
ガラスフィルム、ケース、Magsafe化リング
ガラスフィルムとケースはSpigenを使用しています。特にガラスフィルムは付属のキットが便利で失敗するのが難しいくらい簡単になっています。Magsafe化リングはESR製を使用しています。GalaxyS10やiPhoneSE3にも使用しています。貼りつける前に汚れや油をとってキレイにしてから貼れば一度も取れたことありません。
Magsafeモバイルバッテリー
Magsafe充電器/スタンド
まとめ
『スマホ1つで色々なことをしたい』、『国内版GalaxyモデルでデュアルSIMにしたい』、『スマホでストレスを感じたくない』、『コンパクトなハイエンドスマホがほしい』人に向いているSamsung Galaxy S23。
Bad point
※nanoSIM(物理SIM)を購入キャリアのSIM、eSIMをそれ以外の回線にすることで切替えることで再起動を回避できます。
項目 | 評価(5段階評価) |
コンパクト | |
軽さ | |
デザイン | |
便利度 | |
総合 |