
1万円を切る価格ながら、長時間聴いていても疲れにくいバランスの取れたサウンド。さらに、メガネユーザーにとっては悩みの種である側圧の強さも感じさせない、快適な着け心地が大きな魅力。
この記事では、HAYLOU S40のリアルな使用感~少しクセのある操作性まで紹介します。
基本情報/内容物

ヘッドホン、外付けマイク、USB TypeCケーブル、説明書
製品名 / モデル | Haylou S40 Wireless Headphones |
接続方式 / バージョン | Bluetooth 6.0 |
対応プロトコル | A2DP v1.3.2, AVRCP v1.6.2, HFP v1.8, HSP v1.2 |
バッテリー容量 | 650mAh |
製品サイズ | 195.3mm * 173.4mm * 83.7mm |
充電インターフェース | USB TypeC |
通信範囲 | 最大20m |
ドライバー構成 | デュアルドライバー(40mm + 20mm)、チタンコーティング、専用ツイーター搭載 |
音質関連 | Hi-Res Audio/Hi-Res Wireless 認証、LDAC対応(Androidのみ、アプリで設定) |
ノイズキャンセリング | 最大-50 dB ハイブリッドANC |
再生時間 | ANC OFF:約90時間、ANC ON:約60時間 |
充電時間 | フル充電:約2.5時間 |
急速充電 | 10分充電で約5時間再生 |
バッテリー | 650mAh リチウムイオンポリマー電池、入力:5V=1A |
アプリ対応 | Haylou Sound アプリ(ANC・EQ・モード設定・マルチポイント管理など) |
空間オーディオ | 360°空間音響+ヘッドトラッキング対応 |
ゲームモード | 低遅延モード(約80 ms)、マルチポイント接続対応 |
マイク | 取り外し可能マイク(超単一指向性、48kHz対応) |
外観/デザイン

今回紹介するカラーはブラック。完全な黒ではなく、すこし青が含まれているブラックになります。

内側も同じカラーで統一され、LR以外の表記はなく、シンプルなデザインになっています。

パット部分は両方折りたたむことでき、コンパクトにすることが可能です。

ボタンはすべて右側に集約されていて、上からANC ON/OFF、音量ボタン、電源ボタン、USB TypeCポート、マイクジャックになっています。

外付けでマイクも装着可能になっています。
頭と耳に当たる部分は同じ素材が使用されていて、厚めでかなり柔らかな素材になっています。
重さ

キッチンスケールでの実測値は287gです。ちょっと重さを感じます。
使用感
聞き疲れしにくいバランスの取れた音質

重低音好きには若干物足りない可能性がありますが、低音と高音ともにクセがなくバランスの取れている音と感じています。また、空間オーディオにも対応しています。イメージとしては狭い空間で360度音が聞こえる感じです。
映画のPVやアニメ映画などに活躍するワイヤレスヘッドホンと感じています。
若干クセがある操作性
ボタン位置自体が若干上の方にあり、ANCボタンがちょうど親指にあたります。電源ボタンが中央下部よりにあり、慣れるまでは押し間違えました。また、タッチセンサーにも対応していますが、音量UP/DOWN機能はなくボイスチャットや電話用に特化されています。
機能 | オペレーション |
---|---|
電話に出る/切る | ダブルクリック |
通話を拒否する | 1秒間押し続ける |
音楽の再生/一時停止 | ダブルクリック |
クイック会話モード | 長押しでオン/離すとオフ(通話中は無効) |
まとめ
こんな人に向いているHAYLOU S40
✓メガネを付けてても圧迫感がないワイヤレスヘッドホンがほしい
✓タッチ制御できるワイヤレスヘッドホンがほしい
✓空間オーディオ対応のワイヤレスヘッドホンがほしい
Bad point
項目 | 評価(5段階評価) |
コンパクト | (3.0/5.0) |
軽さ | (3.0/5.0) |
デザイン | (4.0/5.0) |
便利度 | (4.0/5.0) |
総合 | (3.5/5.0) |