
ワイヤレスイヤホンは多機能化が進んでいますが、「AI翻訳」や「聴覚保護」まで搭載した珍しいモデル。
AI翻訳機能はもちろん、イヤホンとしての基本性能である音質、豊富なアプリ機能の使い勝手まで、3週間以上実際に使って感じたことを紹介します。
基本情報/内容物

イヤホン本体 × 1、 充電ケース × 1、 充電ケーブル (0.3m) × 1、 イヤーチップ × 4ペア (S/M/L/XL)、 取扱説明書 × 1、 安全に関する重要情報 × 1
| 製品 | EDIFIER EvoBuds Pro |
| Bluetoothバージョン | V6.0 |
| ドライバー | デュアル・同軸 |
| ダイナミック型ドライバー | |
| (Φ6mm+Φ10mm) | |
| 対応コーデック | LDAC、SBC |
| 最大通信距離 | 見通し距離 約10m |
| 再生周波数帯域 | 20Hz~40kHz |
| マイク数量 | 6基(左右それぞれ3基ずつ搭載) |
| マイク感度 | -38dB |
| 再生時間 | ANC ON:約 7+21=28 時間 |
| ANC OFF:約 9+27=36 時間 | |
| 充電端子 | USB-C |
| 充電時間 | 約1時間(イヤホン) |
| 約1.5時間(充電ケース) | |
| 急速充電 | 15分充電=3時間再生 |
| 防塵防水規格 | IP54 |
| 音圧感度 | 92dB ± 3dB(A) |
| インピーダンス | 32Ω |
| 入力 | 5V/200mA(イヤホン) |
| 5V/1A(充電ケース) | |
| 重量 | 約50g(イヤホン+充電ケース) |
| マルチポイント | 対応 |
| 聴覚保護機能 | 対応 |
外観/デザイン
高光沢のシルバーやクロム調の仕上げが、近未来的なデザインのカナル型イヤホン。
配色だけでなく、全体的に丸みを帯びた流線形のデザイン。タッチ式のコントロールタイプになっています。


ケースもイヤホンと同様の配色やデザインになっています。



底面にUSB TypeCポートがあり、側面に物理ボタンがあります。
重さ



キッチスケールでの実測値は片耳分のイヤホンが5g、両耳分で10g、ケース込みで51gです。
使用感
AI翻訳機能



Edifier EvoBuds Proの特徴の1つAI翻訳機能(21言語対応)を試してみました。英語音声の動画はもちろんのこと、私の発音が微妙な英語もちゃんと認識して翻訳してくれます。
翻訳速度も速いので、急に外国の方に道を聞かれた時に使うと便利だと思います。音声タイムアウトもアプリで調整可能のため、長いやりとりにも対応可能です。
また、英語もUS、Canada、UK、indiaとそれぞれ選択することができます。

音質や音の傾向はスピーカーとは違う
スピーカー同様に低音強めな傾向のイヤホンかと思っていましたが、実際に使ってみるとバランスの良い音になっています。イコライザーで重低音モードにしてもそこまで強くなりませんでした。
音量が80%超えると音割れが発生します。具体的な内容については探しても見つかりませんでしたが、公式HPを見ると聴覚保護機能の記載があるため、その機能が関係しているのかと思っています。
低音強め、音量80%以上で普段から音楽を聴きたい方には合わないかなっと思います。
アプリの設定も豊富



アプリはスピーカーと同じアプリが使用できます。AI翻訳もアプリ内に含まれています。LDAC設定についてもHDオーディオコーディックから設定する必要があります。
タッチコントロールをある程度細かくカスタマイズできるのも便利です。
まとめ
こんな人に向いているEdifier EvoBuds Pro
✓AI翻訳機能搭載のワイヤレスイヤホンがほしい
✓スピーカーやイヤホンなどをEdifierアプリでまとめて管理したい
✓聴覚保護機能ありのワイヤレスイヤホンがほしい
Bad point
| 項目 | 評価(5段階評価) |
| コンパクト | (3.0/5.0) |
| 軽さ | (3.0/5.0) |
| デザイン | (2.5/5.0) |
| 便利度 | (3.5/5.0) |
| 総合 | (3.0/5.0) |










