
『スマートウォッチに求めるのは、機能性だけでなく、使い心地やデザインも重要』そんな方にこそ試してほしいのが、HUAWEI WATCH FIT 4 Pro。約2週間、日常生活から運動、睡眠トラッキングまで実際に使い込んでみたところ、見た目の美しさだけでなく、バッテリーの持ちやヘルスケア機能の精度が高い。
実機をしっかり使ってわかった良い点・気になる点を、率直にレビュー。外観デザインや装着感、画面の見やすさから、バッテリーやGPS性能、運動機能の実力まで、細かくチェックしています。
「買う前にリアルな使い心地を知りたい」「どんな人に向いているか判断したい」という方の参考になれば幸いです。
目次
HUAWEI WATCH FIT 4 Proとは?
基本スペックと特徴

内容物は専用充電ケーブル、HUAWEI WATCH FIT 4 Pro、説明書。
項目 | 詳細内容 |
---|---|
サイズ | 約44.5 × 約40.0 × 約9.3 mm(最薄部はセンサー部分除く) |
手首周り対応サイズ | 約130-約210 mm |
重量 | 約30.4 g (ベルト含まず) |
ディスプレイ | 約1.82インチ AMOLED、480 × 408 ピクセル、PPI 347、最大輝度3,000 nits |
素材 | ミッドフレーム:アルミニウム合金、ベゼル:チタン合金 |
ベルトバリエーション | グリーン・ナイロンベルト、ブルー・フルオロエラストマーベルト、ブラック・フルオロエラストマーベルト |
センサー | 加速度、ジャイロスコープ、地磁気、光学式心拍、気圧、温度、環境光、心電図、深度センサー |
ボタン | ホームボタン(回転クラウン)、サイドボタン |
充電方式 | ワイヤレス充電 |
対応OS | Android 8.0以降、iOS 13.0以降 |
防水・防塵 | 5 ATM、IP6X、ダイビング(水深40mまで、EN13319準拠) |
通信 | NFC、Bluetooth 5.2(2.4GHz、BR/BLE) |
測位 | GNSS(L1: GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS、L5: GPS + GALILEO + BDS + QZSS) |
動作温度範囲 | –20℃ ~ +45℃ |
電源 | 5V-9V DC/2A1 |
バッテリー持続時間 | 通常使用:約10日、ヘビーユース:約7日、AOD常時点灯:約4日 |
付属品 | 充電クレードル(充電ケーブル含む)、クイックスタートガイド(保証・アフターサービス案内含む) |
HUAWEI WATCH FIT 4 Proの外観デザインをチェック
質感とデザイン性

赤色のクラウンが特徴的で、スクエア型(長方形)のAMOLEDディスプレイを搭載しています。
約1.82インチのディスプレイサイズの特性を活かし、情報表示領域を最大限に確保しつつ、文字やアイコンが読みやすいデザインとなっています。ベゼルは極限までスリムに抑えられており、ディスプレイが占める面積が大きいです。

裏面は健康モニタリング機能のための各種センサーが搭載されています。

クラウン側の側面には赤色のクラウンと心電図を測定できるセンサーを搭載し、クイックアクセス機能もあるボタンがあります。

反対側の側面にはマイクやスピーカーなどがありますが、水深40mのフリーダイビングに耐えられる防水仕様(5 ATM)になっています。

チタン合金を採用したベゼルと航空機グレードのアルミニウムがフレームに使われています。画面にはダイヤモンド(モース硬度10)の次に硬度があるサファイヤガラス(モース硬度9)が使われています。

バンド結合部分はHUAWEI WATCH FIT 4 Proの独自規格になっています。バンドには3Dウェーブデザインのフルオロエラストマーベルトになっています。
サイズと重さ

バンドも含めた重さは55gと軽量な仕様になっています。
サイズは約44.5 × 約40.0 × 約9.3 mm(最薄部はセンサー部分除く)。センサー部分も含めた本体厚さは約11.5mmとなっており、かなり薄いデザインです。
2週間使ってわかった使用感と他
操作性と画面の反応速度

両腕にスマートウォッチ(WATCH FIT 4 ProとApple Watch)つけて生活していましたが、操作性と画面の反応速度はどちらも快適で、画面サイズが大きいWATCH FIT 4 Proの方が操作しやすい部分があります。
言葉では伝わりにくい部分もあるため、X(旧twitter)に操作や反応速度がわかる動画を投稿しています。
ディスプレイの見やすさと屋外視認性

約1.82インチ AMOLED、最大輝度3,000 nitsの仕様のため、ディスプレイの見やすさは抜群で、屋内ではかなり快適に見えます。

屋外では文字盤デザインを黒基調にすると屋内に比べて斜めから見ると少し見ずらい部分がありますが、実際は写真よりももっとはっきり見えます。
バッテリー持ちはどのくらい?実測レビュー

使い始めは1日5%しか減らず、かなり驚きました。二週間使用してもほぼ変わらずのバッテリー残量のため、かなりバッテリー持ちが良いです。
睡眠時を含めて常時つけており、シャワーやお風呂時に充電する運用をしていますが、バッテリーが足りなくなることはありませんでした。
14時間半使用して、バッテリー残量95% https://t.co/lCGwwkIMWw pic.twitter.com/h3RVyvj77X
— Yuji / Gadget&Desk (@yuji_dlv) May 28, 2025
充電スタンドはほしい

バッテリー持ちが良いため、『一週間に一回』や『数日に一回』などの運用であれば気になりませんが、毎日ちょこちょこと充電する運用をする場合は充電スタンドがあるとかなり便利です。
先行で触れさせて頂いていたため、市販でスタンドがなく3Dプリンターで出力したスタンドを使用していますが、今はAmazonなどでスタンドが販売されています。
HUAWEI端末のつけ心地はこだわられてる

WATCH FIT 4 Proもそうですが、身に着けるHUAWEI製品はレビューした製品共通でどれもつけ心地が良いです。

音楽再生も単体でできる

単体でも音楽保存、再生ができイヤホンとの接続も可能です。また、スピーカーも搭載しているためイヤホンなしで聞くことができますが、正直搭載されてるスピーカーで音楽を聞くことはなさそうです。
設定からではなく、音楽アプリから進んでペアリングでイヤホンを設定する方法になります。
WATCH FIT 4 Pro × ワイヤレスイヤホン × EVERINGを組み合わせて使えば、外での運動もより持ち物を減らすことができます。
健康・運動管理機能も充実
運動記録、心機能、睡眠、情緒、血中酸素、皮膚温などを管理や測定できます。アプリメニューも必要に応じて表示、非表示にすることができます。
睡眠データも約2週間分ですが、今月に表示を変えることで平均評価もしてくれます。睡眠時間が、2~3時間だと仮眠扱いになり、平均仮眠時間にカウントされるようです。
15000以上のゴルフコースに対応

記事記載時点で国内のゴルフコース対応数は3,052コース。接待ゴルフしかせず、一年に一回あるかないかですが、この機能を使用してみたいため機会があれば積極的に参加しようと考えています。
まとめ
こんな人に向いているHUAWEI WATCH FIT 4 Pro
✓軽くて薄く、つけ心地がよいスマートウォッチがほしい
✓価格が抑えられた高機能なスマートウォッチがほしい
✓ロングバッテリーの高機能なスマートウォッチがほしい
Bad point
EVERINGを使えば決済(Visaタッチ)とスマートロック(sesame)をカバーできる
項目 | 評価(5段階評価) |
コンパクト | (4.0/5.0) |
軽さ | (4.5/5.0) |
デザイン | (4.5/5.0) |
便利度 | (5.0/5.0) |
総合 | (4.5/5.0) |
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リアルでもお会いして、仲良くさせていただいてる『ゴーゴーシンゴさん』のHUAWEI WATCH FIT 4 Pro レビュー記事はこちら
Xでも、リアルでも『忖度』など一切なく、信頼できるレビュワーの一人です!(むしろ正直すぎて心配になることも・・・)
【ブログ更新しました】
Huawei WATCH FIT 4 Proレビュー!3万円台で購入できるFITシリーズ初のフラッグシップモデル https://t.co/KYwZxjUaUW #ゴーゴーシンゴ— ゴーゴーシンゴ@ガジェットブロガー (@go5shingo) June 3, 2025