
モバイルバッテリーと電源プラグが一体化したスティク型のAnker 511 Power Bankを紹介します。
電源プラグの位置やUSB TypeCポートの位置にクセがありますが、条件や運用次第では最適なモバイルバッテリーです。
基本情報
サイズ | 約113 x 30 x 30mm (※プラグ部を除く) |
重さ | 約170g |
入力 | 100-240V~ 0.5A 50-60HZ |
出力 | USB-C 出力:5V=3A / 9V=2.22A (最大20W) |
バッテリー容量 | 5000mAh |
対応機種 | スマートフォン |
パッケージ内容 | Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000) 、取扱説明書 |
製品型番 | A1633N12 (ブラック |
外観

数が少ないスティック型のモバイルバッテリーです。ピアノブラックとマットブラックが半分ずつとなっているデザインです。

ストラップが付いている珍しいタイプのモバイルバッテリーでもあります。

ポートはUSB TypeCが1ポートのみの仕様になっています。ポートと電源プラグは同じ下の方についています。

電源プラグは折りたたみ式のデザインになっています。

電源プラグの可動は折りたたみ式タイプによくある90度可動させるタイプです。

インジゲーターはAnker製品によく使われている4つタイプです。
サイズと重さ

キャッシュカードサイズとの比較。本体の大きさは113 x 30 x 30mm (※プラグ部を除く)でコンパクトになっています。

重さの実測値は172gとなり、公表値は約170gですが個体差と思われます。
使用感
充電速度

Chrome book(C101PA)での実測値は18wで安定して充電しています。18w以上の出力で仕様どおりの結果になります。

iPhone12での実測値は13.5Wで安定した結果、端末側の保護機能で制限されている可能性が高いです。

iPad Airでの実測値は10Wで安定した結果、iPhone12同様に端末側の保護機能で制限されている可能性が高いです。

Galaxy S10での実測値は12Wで安定した結果、Galaxyのバッテリー残量に合わせた保護機能で制限されています。
コンセント相性

USB TypeCポートと電源プラグが本体下部に集まっているデザインのため電源コンセントによっては他のコンセントに干渉します。ケーブル型の一個口タイプのコンセントが一番相性が良いです。
カフェなどで電源が壁に埋め込まれており、最低限のスペースしかない(コンセントが目立ちにくいようにしてある)ような所では、そもそも本体を差すことができない可能性があります。
USB TypeCポートは出力専用、入力不可(充電不可)
ストラップ

ストラップがあることで、カラナビを付けることでカバンやボトムのベルト部分につけて運用することができます。防塵防水性能については仕様に記載がないため、雨などの水には気をつける必要があります。
比較

私がAnker 511 Power Bank購入前に持ち歩いていた、cheero Power Plus 5 StickとAnker PowerPort Atom III Slimの合計の重さは185gなので13g~15g程度軽くすることができます。

cheero Power Plus 5 Stick単体だけでは126gと電源プラグない分、44g~46g重くなりますが、最大出力は20WとAnker 511 Power Bankが2w高いです。

ポートの差はUSB TypeAが1つの差になります。

側面から見たサイズの差は電源プラグを実装しているのにもかかわらず、USB TypeCポート1つ分くらいの差になります。

正面から見たサイズはストラップ部分を抜かすと短くなっています。
まとめ
『一泊二日の出張や外出が多い』、『持ち物をグラム単位で軽くしたい』、『電源プラグとの相性が良いコンセントを確保できる』人に向いているAnker 511 Power Bank。
Bad point
項目 | 評価(5段階評価) |
コンパクト | |
軽さ | |
デザイン | |
便利度 | |
総合 |