AMD Radeon RX6600に変更してから1カ月ちょっと経過したのでベンチ結果や消費電力、温度も含めて紹介します。また、Windows10とWindows11との比較もしています。
基本情報
型番 | RD-RX6600-E8GB/DF |
JANコード | 4988755060349 |
GPU | Radeon RX 6600 |
コアクロック | Boost: 2491 MHz |
メモリクロック | 14 Gbps |
ビット幅 | 128 bit |
メモリサイズ | 8 GB |
メモリ規格 | GDDR6 |
I/O | DisplayPort x3、HDMI x1 |
最大消費電力 | 132W |
バス | PCI-Express 4.0 |
補助電源 | 8pin x1 |
冷却 | 空冷ファン |
スロット | 2スロット占有 |
セミファンレス | - |
DirectX 12 | ◯ |
HDCP | ◯ |
RoHS | ◯ |
PSE | 非対象 |
電波法 | 非対象 |
本体寸法 | 200 x 111 x 39 mm (ブラケットを除く) |
保証期間 | 1年 |
外観
空冷ファンを2つ搭載したモデル。最大1500RPMでデフォルト設定だと低負荷時にはファンが動かない仕様。モードをプリセットされてるバランスなどに変更すると常時1450RPM前後で稼働する。
正面から見て右側面は特に何もなくGPUヒートシンクや基盤が見える仕様。ヒートシンクの向きが横向きなので、GPUファンを回さなくても低負荷時はケース内のエアフローで冷却できると思われる。
低負荷時にファンを回した場合1、2℃下がる程度。
正面はPowerColerの表記と補助電源の8pinが1つある。こちらからもヒートシンクや基盤も見えるので掃除がしやすそう。
画面出力端子は、HDMI(1基)、DisplayPort(3基)の計4基ある。
PCIスロットへ接続する側もヒートシンクや基盤が見え、基盤にバックプレートはないタイプ。
ベンチマーク
Windows10
フルHD(1920×1080)の最高品質でSCORE 15559の非常に快適なのでフルHDでプレイするなら十分。
フルHD(1920×1080)の高品質でSCORE 07472の快適なのでフルHDでプレイするなら十分。
Windows11
フルHD(1920×1080)の最高品質でSCORE 15473の非常に快適なのでフルHDでプレイするなら十分。Windows10のSCOREに比べ若干下がっているが誤差の範囲。
フルHD(1920×1080)の高品質でSCORE 07508の快適なのでフルHDでプレイするなら十分。Windows10のSCOREに比べ若干上がっているが誤差の範囲。
温度と消費電力
室温20℃~22℃、PCケース内のエアフロー同条件で測定。環境によっては必ず下記の値になるわけではありません。
Windows10
・FF14ベンチマーク
最大消費電力95W、平均消費電力78W、最大温度69℃。設定はフルHD(1920×1080)の最高品質で測定。
・FF15ベンチマーク
最大消費電力95W、平均消費電力90W、最大温度68℃。設定はフルHD(1920×1080)の高品質で測定。
・ブラウジング、事務処理、Youtube視聴
最大消費電力4W、平均消費電力3.6W、最大温度32℃。Chrome10タブ、Youtube視聴、Excelのデータ整理、フルHDのディスプレイ2枚で測定。
Windows11
・FF14ベンチマーク
最大消費電力100W、平均消費電力81.2W、最大温度65℃。設定はフルHD(1920×1080)の最高品質で測定。Windows10に比べ最大消費電力が5wほど高く、平均も3wほど高い結果。SCOREはほぼ変わらず。
・FF15ベンチマーク
最大消費電力100W、平均消費電力97.25W、最大温度69℃。設定はフルHD(1920×1080)の高品質で測定。Windows10に比べ最大消費電力が5wほど高く、平均も7wほど高い結果。SCOREはほぼ変わらず。
・ブラウジング、事務処理、Youtube視聴
最大消費電力11W、平均消費電力4.94W、最大温度35℃。Chrome10タブ、Youtube視聴、Excelのデータ整理、フルHDのディスプレイ2枚で測定。
まとめ
『最大消費電力が低いGPUがほしい』、『ゲームはフルHDでしかやらない』、『写真編集や動画編集でそこそこGPU性能がほしい』人に向いている玄人志向のAMD Radeon RX6600。
Bad point
玄人志向 グラフィックボード AMD Radeon RX6600 GDDR6 8GB 搭載モデル 【国内正規代理店品】 RD-RX6600-E8...