スクエア型の夜や低照度も撮影できるLeica共同開発のアクションカメラInsta360 Ace Proを紹介します。夜、子供の自転車、花を撮影した動画も記載しています。あわせてInsta360 × PGYTECHの多機能自撮り棒も紹介しています。
目次
基本情報/同梱物
同梱物はInsta360 Ace Pro本体、標準マウント、フレキシブル粘着マウント、 Type-C to C ケーブル、1x 1650mAhバッテリー。
絞り | F2.6 |
35mm判換算焦点距離 | 16mm |
動画解像度 | 動画 (最大4K30fpsでの撮影時にアクティブ HDRが有効) |
8K (16:9) : 7680×4320@24fps | |
8K (2.35:1) : 7680×3272@24fps | |
4K (4:3) : 4032×3024@60/50/48/30/25/24fps | |
4K (16:9) : 3840×2160@120/100/60/50/48/30/25/24fps | |
2.7K (4:3) : 2688×2016@60/50/48/30/25/24fps | |
2.7K (16:9) : 2688×1520@120/100/60/50/48/30/25/24fps | |
1440P (4:3) : 1920×1440@60/50/48/30/25/24fps | |
1080P (16:9) : 1920×1080@240/200/120/100/60/50/48/30/25/24fps | |
フリーフレーム | |
4K (4:3) : 4032×3024@60/50/48/30/25/24fps | |
PureVideo | |
4K (16:9) : 3840×2160@30/25/24fps | |
2.7K (16:9) : 2688×1520@30/25/24fps | |
1080P (16:9) : 1920×1080@30/25/24fps | |
スローモーション | |
4K (16:9) : 3840×2160@120/100fps | |
2.7K (16:9) : 2688×1520@120/100fps | |
1080P (16:9) : 1920×1080@240/200/120/100fps | |
写真画素数 | 4800万画素 (8064×6048) |
3600万画素 (8064×4536) | |
1200万画素 (4032×3024) | |
900万画素 (4032×2264) | |
動画フォーマット | MP4 |
写真フォーマット | JPG DNG RAW (アプリまたはStudioで書き出し可能) |
動画モード | 動画(カメラ内アクティブHDR)、FreeFrame動画、PureVideo |
動画モード | スローモーション、スターラプス、タイムラプス |
動画モード | タイムシフト、プリ録画、ループ録画 |
写真モード | 写真、HDR写真、インターバル、バースト写真 |
カラープロファイル | 標準、鮮やか、フラット |
動画コーデック | H.265 & H.264 |
最大動画ビットレート | 170Mbps |
露出値 | ±4EV |
ISO感度 | 100-6400 |
シャッター速度 | 写真: 1/8000 – 120秒 動画: 1/8000 – フレームレートの逆数 |
ホワイトバランス | オート、 2000 – 10000K |
音声モード | 風切り音低減、ステレオ、方向性強調 |
音声ファイル形式 | 48 kHz、 16-bit、 AAC |
重量 | 179.8g |
サイズ (幅 x 高さ x 奥行き) | 71.9mmx52.15mmx38.5mm |
ストレージ | 内蔵ストレージなし。最大1TBのmicroSDカードに対応。 |
マイク | 3つ |
バッテリー容量 | 1650mAh |
充電時間 | 46分(30W急速充電アダプター使用時) 63分:5V/3A |
連続録画時間 | 100分 |
動作温度 | -20℃ 〜 40℃ |
防水性能 | 潜水ケースなし:10m 潜水ケースに入れた状態:60m |
Bluetooth | BLE 5.2 |
Wi-Fi | 2.4GHz、 5GHz 802.11 a/b/g/n/ac |
USB | Type-C |
ジャイロスコープ | 6軸ジャイロスコープ |
色 | ブラック |
外観
スクエア型で全体的にマットブラック中でレンズフレームが赤のデザイン。Proモデルのみに記載されてるLEICAの文字。
タッチスクリーンは2.4インチのフリップ式。
背面から見て右側はバッテリースロットになっています。取出しやすいようにヒモが付いています。
底面は1/4ネジ穴ではなく、アタッチメント用の穴になっています。
天面は録画開始/シャッターボタンが1つです。
左側には電源ボタン、microSDカードスロット、USB TypeCポートがあります。
サイズと重さ
キャッシュカードより小さいサイズ。
レンズガードを含めた厚さは、ケースを付けたスマホ約3台分です。
公表値は179.8g、画面の保護フィルムをつけた重さは182gです。
使用感
強力で自然な手振れ補正
補助輪の音がかなり大きいため、音は消しています。アスファルト補装が荒い道、補助輪ありの子供の自転車という状況でかなりキレイに映ります。
夜にも強いPurevideoモード
Insta360 Ace ProにてPurevideoモード撮影①
Purevideoモードだとかなり暗所でも撮影可能です。
Insta360 Ace ProにてPurevideoモード撮影②(河川工事関係でポンプにて水を吸い上げる音が入っているため音量注意)
低照度ONよりもかなり明るく撮影できます。
低照度撮影モード
Insta360 Ace Proにて低照度ONで撮影(河川工事関係でポンプにて水を吸い上げる音が入っているため音量注意)
低照度ONだと明るさはPurevideoモードより実際に近く撮影できます。
編集や調整しなくても鮮やかな色合い
明るさも含めて一切調整はしていません。かなりキレイな色合いだと思います。
バッテリー持ち
環境に左右されますが、 4K60fps 連続撮影55分 室温26℃だと残りのバッテリー残量は16%を確認。外で使用してもバッテリーが足りないと感じることが多いので予備バッテリーは必要と感じます。
拡張性
標準マウントを使用することで、豊富なアクセサリーを使用することができます。底面には1/4ネジ穴がないため、独特のマウントを使用することによるトータルの重さや大きさが、少し残念です。
基本的には多機能自撮り棒があればだいたいの撮影ができます。
スワイプ、ボタンの操作性
上下左右のスワイプに加えて、物理ボタンも付いています。左からスワイプは撮った動画の確認、下からスワイプはアスペクト比/解像度/フレームレートの変更、右からスワイプは撮影時の色合いやEV設定などの変更、上からスワイプはアクセサリーとの最適化モード設定や本体設定になります。
スワイプ操作は直観的にできレスポンスもよく快適です。物理ボタンは機器によって配置が違うため慣れるまで押してみて確認するという感じでした。よく忘れるので物理ボタンの操作一覧も記載します。
ボタン | カメラの状態 | 操作 | 説明 |
---|---|---|---|
電源ボタン | 電源オフ | 1回押す | カメラの電源ON |
電源オン | 1回押す | 異なる撮影モードまたはプリセットに切り替え。 | |
電源オン | 長押し | 1秒:電源OFF。 | |
シャッターボタン | 電源オフ | 1回押す | クイックキャプチャーで撮影を開始。 |
電源オン | 1回押す | プレビュー中: | |
1. 写真を撮影、または録画を開始。 | |||
2. 録画を停止。 | |||
その他のページ:プレビューページに戻る。 | |||
電源オン | 長押し | 録画中:録画中止 |
スクエア型で身に着けやすい携帯性
スクエア型のため、スマホや縦長のアクションカメラより高さが出にくく、設置や身に着けやすいです。厚さはスマホ約三台分のため、ポケットに入れて持ち運ぶ運用はしにくいです。
発熱:4K60fps 連続撮影55分 室温26℃
4K60fps、連続撮影55分、室温26℃で本体温度が48.6℃となり、録画停止していました。データ自体は熱暴走で止まったところまで保存されています。炎天下撮影する場合は、室内より条件が厳しいため、長時間撮影をする場合は、直接日差しがあたらないようにするなどの対策が必要そうです。夏本番に炎天下でも使用して追記したいと思います。
アクセサリー
多機能自撮り棒 Insta360 × PGYTECH
ローアングルも撮影でき、三脚にもなる多機能自撮り棒。1/4ネジがあるので、Insta360 Ace Pro以外にも使用でき汎用性が高いです。
自撮り棒の重さは276gです。Insta360 Ace Proと組み合わせた場合はマウントなどを含めて473gになります。持ちやすさ、アームのジョイント部分もしっかりしているため、数値程の重さは感じにくく、使用しやすいです。
まとめ
『スクエア型の高性能アクションカメラがほしい』、『夜(低照度)も撮影できるアクションカメラがほしい』、『スマホとは別に高機能、コンパクト、手軽なカメラがほしい』人に向いているLeica共同開発のアクションカメラ、 Insta360 Ace Pro。
Bad point
項目 | 評価(5段階評価) |
コンパクト | (5/5) |
軽さ | (5/5) |
デザイン | (5/5) |
便利度 | (5/5) |
総合 | (5/5) |